ブックカバーの慣らしと、重い本を読んだ後の気分のリセットのために購入した、石田衣良の東京DOLL
文庫本では久々に読む、現代の本でしたけど、最近の本って読みやすいのね。元々日本語で書かれている上に、言葉遣いが今風なだけでこんなに読みやすいとは思わなかった。おかげでさして時間をつくったわけでもないのに2日で一気に読み終えることができた。
感想はまぁ、よくある話なのかな。かなり男目線の恋愛物ね。設定とかも読む人で好き嫌い別れそう。ただ、さくさく読みたい人、恋愛モノの映画のDVD借りる人は、同じ感覚で読める作品だと思った。逆に読む人の性格によっては全く感情移入できないだろうね。俺としてはほぼ初めての現代恋愛物(?)小説だったので、なんか心にひっかかるものはあったけどさ。恋愛物はやはり苦手。予定調和。
あと、情景の描き方って色々だなと思った。この人は特に、シンプルな言葉を丁寧に選んで極力シンプルに並べてる感じがした。俺の駄文のように、「なんか」とか「まぁ」とか「とか」とか「っていう」とかのような曖昧な感じが文章にない。
コンクリート打ちっ放しの文章。
思えば前に読んでたカラマーゾフの兄弟(上)は、元々ロシアの本で、しかも昔ので、当時の時代背景とかが判らないとかなりちんぷんかんぷんなところがあるのに、さらに日本語訳されているわけです。
洋楽(しかもデスメタル)とかの強引に和訳された歌詞カードみたいで、すごく読みづらい。
ロシア語→古い日本語→今の日本語(脳内で翻訳)と三段階翻訳になるので、中々読み進まなかった。
それでも後半かなり面白くなってきたけどね。人がもだえ苦しみ、あえぐ姿が、どす黒く重苦しくつづられている。
がんばって中巻下巻も今月中に読んでしまいたい。







