皆さんこんばんわ。というかこんにちわ!
またまた思いっきり更新に時間がかかってしまいました。毎年のことですが、お盆の前のこの時期になると、何だか仕事が忙しくなります。
まぁ、そんな言い訳は置いておいて、今回のエントリーはタイトルのとおりデリー特集でございます。
そして突然ですが、今回からは三回にわたって「三部作」と題して、この「デリー」いうお店について集中的にレビューしてみたいと思います。
いきなりデリー、デリーといわれても何のことかと言われちゃいそうですが、こちらのお店は雑誌のカレー特集でも常連の有名なカレー屋さん。上野、銀座、六本木、そして新川(八丁堀)と、都内に4店舗を構え、50年以上の歴史を持った大店です。
スーパーのカレーコーナーでレトルトルーの販売をしたり、自社のオンラインショップを構えるなど商業的にも手広く展開しているので、ご存知の方も多いかと思います。
今回の企画では六本木を除く3つのデリーで、(六本木はそのうち行きます。)看板メニューの「カシミールカレー」を食べ比べてみようというもの。同じデリーなんだから、どこでも味は一緒なのでは?と思われるかもしれません、しかしどうやら各店で微妙に味が異なるらしく、それならば、自分の舌で確かめてみましょうというわけでございます。
さぁ!そんなこんなで記念すべき第一回目は新川(八丁堀)のデリーです。
いきなり、数あるデリーズの中でも一番マイナーだと思われるお店です。ほんとにこれが有名店?!という感じの外見ですが、血筋的には銀座店の暖簾わけに当たる正真正銘のデリー。経営的には本家グループとは別法人ですが、マークやメニューは本家のそれとほぼ一緒。
場所はJR京葉線の八丁堀駅B4出口を出て、左に進み、新川二丁目の交差点を渡った次の信号のあたり。牛丼屋なか卯の向かいです。(Googleマップ)
僕の日常生活圏内ある上に、夜の10時までやっているというありがたいお店で、最初の訪問以来、平日の晩御飯に何度か利用させてもらっています。
店内は大変細長く、入り口側にテーブル席が3席程度と、あとはカウンターのみのラーメン屋のような佇まい。このあたりはオフィス街なので、平日のお昼はサラリーマンの利用が多そうです。
こちらがメニュー。大量のタマネギをじっくり5時間以上かけて炒めるという、赤ワインのような甘み豊かなコルマカレーや、月替わりで登場する限定メニューもあったりと、訪れるたびに何を食べるか迷うお店。
しかし今回の企画的に、名物カシミールカレーをオーダーします。
こちらがカシミールカレーです。カレースタンドらしく、テーブルの上にお皿のみでゴロンと置かれます。
船型のカレー皿に盛られたルーの外見上の特長は何といってもその黒さ。照明に照らされて明るめですが、黒カレーと呼べるくらいに黒く、ルーはサラッサラ。
そして登場するやいなや、クローブの効いたウスターソースのような豊かな甘い香りが器から立ち上ります。様々なスパイスが複雑に混ざり合った、さわやかな薬膳のような香りです。
具は、ふかしたジャガイモが一切れと大きめにカットされた鶏のもも肉が数切れという非常にシンプルな構成。くわえて香り付けのローリエの葉が一枚添えられています。
こちらがライスです。(毎度毎度、撮影する意味あるのかと思ってしまうライスです。)ふっくらこんもり。ちなみに大盛りです。
さぁ!役者が揃ったところで早速いただきましょう!
・・・・
・・・
・・
うーん!!効く!!
口に含んだその瞬間に鮮やかな辛さとスパイスの香りがフラッシュします!
その後ややあってじわりじわりと広がる、優しく奥深い旨み。非常に複雑で甘みも感じる味わいです。風味同様にウスターソースのような素材の味がすべて溶け出したエキスというか、具のほとんどないカレーながら、具沢山のビーフシチューをいただいているような豊かさがルーの中から感じられます。辛いけど甘い?そんなお味。
固めに炊かれたご飯に適量をかけて混ぜて食べるとこれがまた最高!ライスとライスの間に染み込むルーと、その表面にうっすらと残るトロリとた溶けた玉ねぎの味わいが絶妙なコンビネーションを醸し出しています。
カレーの食べ方には、分けて食べるとか混ぜて食べるとか、お店によっては別々に食べるとか、いろいろと流儀があって面倒臭いわけですが、こちらのカレーに関していえば、混ぜて食べるのがおすすめです。ライスの真ん中に窪みをつくり、もんじゃのようにカレールーを全部投入してから食べるという方も時々見受けます。
気になるカレーの辛さですが、お店のメニューに掲載されているほどには辛みを感じません。むしろ刺激的な辛さがありつつも、後からくる優しい味わいが印象的です。ちなみにトッピング用にチーズがカウンターに用意されており、無料でかけ放題ですので、辛いと感じる方はこれを使えばマイルドに味わえるかと思います。
具の鶏もも肉はプリプリで柔らかくジューシー。味付けはカレールーによるもので、特に特別な下味付けはされていない様子。しかしルーの味わいと鶏肉の旨みのマッチングは見事で、ご飯ともよくあいます。味付け的には神保町のエチオピアに近く感じました。ジャガイモは辛さで火照った口の中を休めるための箸休め的な存在のよう。ローリエはあくまで香り出し用で、無理に食べようとすると苦いのでご注意を。
総合すると、こちらのカレーは具ではなく、何といってもルーが主役。あらゆる旨みを溶かし込んだ旨みのエキスが主人公です。
そして爽やかな辛みとフレッシュなスパイスの辛さが、体の細胞一つ一つを活性化してくれるような華やかさを感じるカレーです。
これからの季節、体がだるいときや、シャッキリ気分をリセットしたいときなどには、是非ともおすすめしたい一皿です!
さあ!次回のデリーは上野です!
>デリー@上野に行ってきました。デリー三部作・破【カレー行脚】
- 住所:東京都中央区新川1-28-35
- TEL:03-3297-8922
- 営業時間:11:00~22:00
- 定休日:日曜・祝日
- 公式サイト:http://www.shinkawa-delhi.co.jp/
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2008年初頭で最高のカレー食べ歩き本
ガイド本としてはやや貧弱な印象






