- 2009-08-29 (土) 21:03
- カレー

お久しぶりです。みなさんこんばんわ。例によって忙殺されてブログをおろそかにしておりましたが生きています。
さて、実はここ最近、遂にというか、ようやくというか、カレー好きをこじらせて、DIYをはじめてしまいました。
こちらが今回ご紹介するカレー5号。
色々なお店で食べ歩いて、こうしてレビュー中心のブログを書いておりますが、食べているだけですと、ブログ上での文章表現の幅に限界をありまして・・・。それにお店で食べるカレーは確かにおいしいのだけれど、どうしておいしいのか?もっと知りたくなりまして。
ここのカレーはクミンが効いてるなーとか。クローブが強いなーとか。にんにく強いなぁとか。肉の味がどうだとかこうだとか。コーヒーのときもそうだったように(一時期自分で焙煎してました。)味のディテールを理解するためには、自分でやってみるのが一番です。
さて、タイトルにカレー5号とありますように、これまでに4回、ネットや本のレシピを見ながらカレーをつくっておりました。
まず1回目は失敗。カレーとは違う何かが錬成されました。腕と足もっていかれそうになりました。
2回目は、とりあえずカレーライクなもの。カレーフェイク。
3回目くらいから、何とか料理のカンを取り戻し、ようやく形に。
その後ちょいちょいとスパイスの配合を変えてみて、5回目にして、やっと「カレー」になりました。
というわけで、自分用、そして皆様からのご意見頂戴用にレシピを公開したいと思います。
設計コンセプト
コンセプトは、旨みしっかり・爽やかな辛いカレー。
色々食べ歩いて気がついたのですが、どうやら僕は、どっしりしたうまみのある欧風カレーよりも、シャープな辛さと香辛料の鮮烈な風味が味わえるインドカレーや薬膳風カレーが好みだったみたいです。
そこで今回は、そんな香辛料の旨みが味わえるようなカレー、汗をかきつつ爽やかな風一皿を目指して作りました。
神保町のエチオピアや、新橋のザ・カリ、茅場町のカリーシュダのようなドライな辛さがありつつも、滋味、旨みが感じられる、そんなカレーを目指しています。
使用する主な調理機器
まな板と包丁以外に以下のものを使います。※圧力鍋はなくてもOK
- フードプロセッサー
- 圧力鍋(普通の鍋でもOK)
- フライパン
フードプロセッサーは玉ねぎをドロドロにしたり、スパイスを粉々に砕くのに利用します。
圧力鍋は短時間で煮込むのに便利です。(我が家では炊飯器としても利用しています。)
材料
僕のカレーは小麦粉は使わず、玉ねぎペーストをベースに、ヨーグルトソース、出汁などを混ぜてつくります。ルーを使ってもいいのですが、それだと実験になりませんので。
基本的には、フードプロセッサーでドロドロに溶かした野菜類と、乳製品、鶏肉の出汁、それにスパイスを混ぜて作ります。
たまねぎペースト
- 玉ねぎ:大玉2個
- ニンニク:1個
- 生姜:1個
ヨーグルトソース
- 牛乳:150cc
- ココナッツパウダー:50グラム
- ヨーグルト:1パック
具及び出汁
- 鶏胸肉:500g程度
- ブイヨン:2つ
- 水:500cc程度
スタータースパイス
- シナモンスティック:1本
- コリアンダーシード:大さじ2
- クローブ:大さじ1
- クミン:小さじ1
- アニス:小さじ2
- マスタードシード:小さじ1
後から入れるスパイス
- ターメリック:大さじ1
- カルダモン:大さじ1
- カイエンペッパー:小さじ1
煮込み・肉の下準備用スパイス
- ナツメグ:1つ
- ローリエ:4枚
仕上げスパイス
- ガラムマサラ:大さじ1
その他の材料・調味料
- カットトマト200グラム(ホールトマトでもOK、酸味を利かせたいのなら400グラムで1缶丸ごと利用してもいいと思います。)
- 塩
- 醤油(入れると全体の味がなじみます。)
- 牛乳
その1下準備
さて、上記の材料の下準備です。
たまねぎペーストの準備
たまねぎ・にんにく・生姜をフードプロセッサーにかけドロドロにする。
必要に応じて予めみじん切りにしておいてください。
※特に生姜は気をつけないと繊維が残り、食感がとても悪くなります。フードプロセッサーにかける前に、繊維とは垂直な方向に刃を入れ、繊維を切断しておきましょう。
1-2 ヨーグルトソースの準備
牛乳とココナッツミルク、ヨーグルトを混ぜておく。
ココナッツパウダーがダマになりやすいのでよくかき混ぜておきます。
1-3 具、出汁の準備
鶏胸肉は繊維に沿って長めに、火がとおりやすいよう薄めに切断し皮も利用します。
摩り下ろしたナツメグを混ぜ込んで、軽く油を敷いたフライパンで炒めます。焼き目がついて香りが出てきたら水500CCとブイヨン2個を刻んで投入。そのまま軽く煮こみます。
これで出汁的なものが完成。灰汁は取らなくてもOKだと思います。どうせドロドロのカレーにしちゃうので。
1-4 スタータースパイスの準備
マスタードシード以外のホールスパイスをフードプロセッサでかなり細かくなるまで粉砕します。
特にコリアンダーシードは、しっかりと粉砕しないと皮がそのままルーに残り、食感が悪くなるのでご用心。
1-5 粉スパイスの準備
ターメリック、カルダモン、カイエンペッパーを混ぜておきます。あとで個別に溶かしこむより楽なので。
写真は調合風景。
2調理・結合
2-1 油をしいた圧力鍋で、スタータースパイスを炒める。
圧力鍋に大さじ3杯の油を入れて熱します。鍋が温まったらマスタードシードと粉砕したスタータースパイスを投入。マスタードシードがはじけて、スパイス全体から甘い香りが立ち上ってくるまで炒めます。
2-2 スパイスの中に玉ねぎペーストを投入しさらに炒める。
甘い香りが立ち上ってきたら、たたまねぎペーストを投入。かき回しながら水分を飛ばしつつ煮詰めます。水分が飛んで、玉ねぎがジャム状になるまで、オニオンやにんにくの香りが弱まり、再びスパイスの香りが立ち上るようになるまで煮詰めます。
2-3 ヨーグルトソースや出汁を合わせて加圧。
ジャム状になった玉ねぎペーストに、ヨーグルトソース、具、出汁、カットトマトとローリエ4枚、水600cc程度を投入し。かき混ぜた後、圧力鍋の蓋をして圧をかけて加熱します。
2-4 鶏肉をさらに細く裂く。
加圧が終わったら、適当なお椀に具の鶏肉を引き上げて、フォークや箸で細く裂きます。これによって鶏肉の味がルーにより染み出し、さらに肉の繊維一本一本にカレーの味が染み込んでくれますので、よりいっそうルーを噛むように味わうことができます。
2-5 粉スパイスを合わせ、味を調える。
鶏の味が全体になじんだところで、混ぜておいた粉スパイスを投入して全体になじませます。この時点で、ほぼカレー然としているので味の調整に入ります。
塩・醤油・牛乳を適宜投入し、味付け、辛さを調整します。個人的には塩小さじ2 醤油大さじ2、牛乳200CC程度で味を調えています。あくまでご飯と合わせるルーなので味付けは強めに。
2-6 ガラムマサラ大さじ1を加えてよく混ぜ合わせたら完成。
最後にガラムマサラを加えたら完成でございます。
食べ方
新橋のナガフチのように、玄米と合わせて食べるのが個人的におススメ。玄米は独特の食感が楽しめる上に栄養豊富で低GI、カレーの香りが、玄米特有のヌカくささを消してくれますし、もはやマリアージュです。
さらに、キャベツの千切りと合わせていただくのもシャキシャキの食感が辛さを時々中和してくれてソーグッド。
後から鳥もも肉をフライパンで炒めて、その中に一食分のルーを入れて、軽く牛乳か水でルーを延ばしてやれば、鳥もも肉の香ばしさと、うまみの効いたスープカレー風でも楽しめます。
以上!
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