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猫と暮らすということ

皆さんこんばんわ。

まず最初に一言、これから書くことはあまり楽しいことではないかも知れませんし、Webに載せることではないかもしれません。

けれど、猫と暮らしてきた人の経験談として、自分が思ったことや感じたことをどこかにとどめて置きたいと強く願うと同時に、これから猫と一緒に暮らそうと考えている方に向けて、もしも目についたのであれば、どうか知っておいて欲しいと思ったことなどをここに記録を残そうと思います。

本日、実家で一緒に暮らしていた18歳の猫が亡くなりました。

直接の原因は老衰に伴う腎不全。先週中頃から具合が悪く、寝たきりの状態が続き、本日午前、家族が見守る中、最後まで戦い抜き、息を引き取りました。冗談でも何でもなく、僕にとっては一番仲のよかった家族でした。

僕が中学のころ、近所の方が引っ越しの際に捨てていった猫で、何やかんやと世話をする間に、いつの間にか我が家にいついたやつでした。その後、不思議な縁ができたのか、二匹目、三匹目・・・と我が家には猫がやってくる(というか僕やら家族が拾ってくる)ようになり、18年間、最古参の猫さんとして、我が家の猫社会のトップに君臨しつづけました。

他の猫のいる前では絶対にじゃれない、抱っこが嫌い、人と一緒に寝ない(人の上で寝るのは好き)、という偏屈極まりないやつでしたが、なぜか僕と一番仲がよく、学校出嫌な事があったり、叱られたり、喧嘩したり、ふられたりした時には、必ず自分のお気に入りのオモチャを口にくわえて、「あそんでやってもいいんだぞ」と僕のとなりに来てくれる、そんなナイスな男でした。

くわえて、nine livesとはよく言ったもので、二度の大きな事故と、ウィルス性の病気による左目の失明にも負けずに生き抜いた彼のバイタリティには凄まじいものがあり、きっと今回も、最後の力を振り絞って、僕ら家族が集まれる週末まで、頑張ってくれたのだと思います。

いままでありがとう。もし、天国って場所があるのなら、きっと君はそこにいる筈です。僕は行けないかもしれないけれど、待っていてください。そのうち一緒に遊ぼう。

さて、前置きが長くなりましたが、18年間暮らしてきたことで、僕には彼から教えられたこと、そして、これから猫と暮らすであろうだれかに伝えるべきメッセージがあるように思えています。そんなこんなでブログ書いています。

猫はとても弱く飼い主にはそれを全力で守る責任がある。

猫は野生動物ではありません。家畜として進化した生き物です。もっと言えば、人に飼われるために、可愛がられるために進化した生き物です。飼い主には最後まで面倒を見るという責任が生まれます。餌やり、糞尿の処理はもちろん、定期的なワクチン投与、去勢といったケアも、彼らが人間社会でともに暮らしていくために必ずしなけらばならないことです。

特に、マンション住まいの方はくれぐれも気をつけてください。猫はベランダから落ちます。顔を出しすぎて飼い主がびっくりして声をかけて、不幸にもその声にびっくりして落ちる、鳥を追いかけて落ちるなど。例は多々あります。必ず足元の隙間にはネットを張ってください。高層階にお住まいの方はベランダには出さない方がいいです。猫は放し飼いにしないでください。たまに日中は外に出しておくなんて話がありますが、それは日本が平和だった頃の話です。今この国は平和ボケではありますが、平和ではありません。

交通量も多いし、心ない人間によるいたずらも後を絶ちません。軽くいじめられる程度ではありません。人間が想像しうる限りの残虐な行為は、必ずされる可能性があると思ってください。室内で飼いましょう。散歩は一緒に行きましょう。

猫と暮らすにはお金がかかります。

猫も病気をします。そして健康保険が効かない分、医療費は高額です。不安ならペット保険に入りましょう。安定した収入のない方は猫と暮らすことはおすすめしません。人間と違って、他人は人の猫まで世話をしてくれません。

猫と暮らす人は、まず家族と一緒に暮らしてください。

一人暮らしで猫と暮らしたいという方がいますが、できればやめてください。猫も心があります。寂しがります。なにより、病気も怪我もします。気づきが遅れたり、世話をしきれなかったりすると最悪の事態につながりかねません。周囲によほど理解のある方がいない限り、ペットの怪我や病気で仕事を休むことは難しいでしょう。共働きでもいいので、二人以上で暮らしている方なら支えあえます。どうか。

猫は死にます。人間よりも確実に早く。

猫の寿命は人間よりも短いです。あっという間に人間の年齢を追い越して、死んでしまいます。できるだけ最後を看取ってあげられるようにしてください。お別れは猫からあなたへの最後のメッセージです。

生まれてから死ぬまで、いろいろなことを教えてくれます。言葉が通じない分、もっと根本的な何かを教えてくれます。なによりも自分たちが生きていること、命と時間に限りがあることを教えてくれます。

僕が知っておいて欲しいと思うことは以上です。

ねこ

今までありがとう。おやすみなさい。また会おう。

nine lives

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